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ビルメンテナンス業におけるリスクアセスメントのすすめ方

1.リスクアセスメントの手法で危険の芽を摘み取ろう


(1)死亡者数、休業4日以上の死傷者数(平成15〜19年)

図1

図1 死亡者数

(資料出所:厚生労働所調べ※1

図2

図2 休業4日以上の死傷者数

(資料出所:厚生労働所調べ※2

(2)事故の型別の死傷災害発生状況(平成15〜19年の平均)

図3

図3 事故の型別の死傷災害発生状況           (資料出所:厚生労働所調べ※2

(3)起因物別の死傷災害発生状況(平成15〜19年の平均)

図4

図4 起因物別の死傷災害発生状況           (資料出所:厚生労働所調べ※2

(4)年齢別、事業場規模別の死傷災害発生状況(平成15〜19年の平均)

図5

図5 年齢別の死傷災害発生状況
(資料出所:厚生労働省調べ※2

図6

図6 事業場規模別の死傷災害発生状況
(資料出所:厚生労働省調べ※2

※1 「死亡災害報告」

※2 「労働者死傷病報告」

労働災害による死傷者数は、第三次産業の全産業に占める割合が年々増加傾向にあります。ビルメンテナンス業においても、増加傾向がグラフからも読み取れます。

特徴としては、図3の事故の型で「転倒」「墜落、転落」が6割強を、図4の起因物で「階段、通路、足場など」が約5割を、図5の年齢別では「50歳以上」で7割強を占める結果となっています。

また、労働災害に至らないまでも、職場には気づいていないリスクが数多く存在します。労働災害の現状を踏まえ、職場のリスクを低減する取組みが大切です。

働く人が安心して働ける職場づくりは、企業の発展につながる大切な取り組みです。本テキストの内容を理解いただき、是非、リスクアセスメントをはじめましょう。


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