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STOP!転倒災害プロジェクト

冬季における転倒防止対策
冬季は、積雪や路面の凍結などにより転倒災害が多く発生する傾向があります。
次の4つに留意して転倒災害を防ぎましょう。
1 天気予報に気を配る
寒波が予想される場合などには、労働者に周知し早めに対策をとりましょう。
2 時間に余裕をもって歩行、作業を行う
悪天候による交通機関の遅れが見込まれる場合は、時間に余裕をもって出勤するようにし、落ち着いて作業をするように心がけましょう。屋外では、小さな歩幅で靴の裏全体を地面に付けて歩くようにしましょう。
3 駐車場の除雪・融雪は万全に、出入口などにも注意する
駐車場内や、駐車場から職場までの通路に、除雪や融雪剤の散布を行いましょう。また、出入口には転倒防止用マットを敷き、照明設備を設けて夜間の照度を確保しましょう。
4 職場の危険マップ、適切な履物、歩行方法などの教育を行う
職場内で労働者が転倒の危険を感じた場所の情報を収集し、危険マップなどにより労働者に伝えるようにしましょう。また、作業に適した履物選びや、雪道や凍った路面上での歩き方を教育しましょう。
冬靴の耐滑性にはご注意を!!

水・油用の耐滑靴、氷上用の耐滑靴、粉体上の耐滑靴は、それぞれ対策が異なります。

市販されている耐滑靴の多くは「水・油用」ですので、雪や氷の上では滑ることがあります。

したがって、耐滑靴といえども、冬季の屋外使用では注意が必要となります。