アンケートにご協力お願いします。

混入する試薬を誤ってリン酸1ナトリウムを入れたため、アジ化水素が発生し、中毒

  労働災害事例イラスト イラストをクリックすると拡大表示されます
発生状況
 本災害は、試薬用緩衝液の調整作業中に発生した。
 調整作業は、アジ化ナトリウム、トリスアミノメタン、塩酸を用いて行う。被災者Bは、調合する試薬としてトリスアミノメタンを入れるべきところ、誤ってリン酸1ナトリウムを容器に入れてしまった。この時被災者Aは付近で別の実験を、被災者Cは、流しで実験器具を洗浄していた。Bは、その後次の測定器の場所まで容器を持っていったところ、異臭が発生したため、Bは近くにいたAを呼び、ガスを排気し、液は大量の水で薄めて流しに流した。A、B、C共に動悸等の不調を訴え、病院で検査を受けて帰宅した。
原因
1 調整に使用する薬品を、類似のボトルに入った別の薬品と間違えたこと。
2 アジ化水素が発生した際、局所排気装置等のない場所で作業を行っていたこと。
対策
1 類似のボトルに入った薬品は、ボトルを取る際に間違えないように、ボトルのキャップ等に物質名を明示すること。
2 有害ガスの発生を伴う可能性がある薬品の調整については、ドラフトチャンバー内で作業すること。
業種 医薬品製造業
事業場規模 100〜299人
機械設備・有害物質の種類(起因物) 物質、材料
災害の種類(事故の型) 有害物等との接触
被害者数
死亡者数:0人 休業者数:0人
不休者数:3人 行方不明者数:0人
発生要因(物)
発生要因(人)
発生要因(管理)
NO.101311
このページのトップへ戻ります
アンケートにご協力お願いします。